2010年10月22日金曜日

視覚障害者がディズニーリゾートを楽しむには

視覚障害者がディズニーリゾートを楽しむには今年は、1月と8月に孫とディズニーシー&ランドへ遊びに行き、そこで私が感じた点を記してみます。まず視覚障害者にとっての事前情報として、ランドとシーの食地図と、音声ガイドCDを入手できます。インフォメーションセンターでは、一部乗り物の小型の模型に触ることもできます。私もプラスチック製のコーヒーカップの乗り物に触れて見ました。また、シーでは、1000円の保証金でエリアの建物の案内などを知らせる音声受信機を借り受けましたが、私には音量が低くあまり聴くことができませんでした。鶴ヶ島よりディズニーまでの交通機関としては、地下鉄有楽町線と京葉線で1回乗換えで行くことができます。また、何よりも川越駅から朝夕2本のディズニー行きのトイレつき高速バスがあり、普通乗車券は1500円で障割が利用でき、ゆったりと座席も確保され所要70分程度でディズニー入り口に着きます。入場料については、障害者割引などは無く一般料金のみです。入場後は、乗り物やアトラクションなどは全て無料で、一日何回利用しても楽しめるのも魅力の一つかも知れません。ディズニー入り口手前までは、かなり点ブロは敷設されていましたが、園内は数箇所のみ敷設を確認できましたが、ほぼ点ブロは皆無といってよいと思います。また、乗り物など行列の最後尾には、必ず複数のキャストが整理に当たっています。障害者には、「ゲストアシスタンスカード」というサービスがあります。これはキャストに申し出ると、例えば90分待ちだと、予約時間として90分後の時間が記入され、その時間に行くと待ち時間なしで乗車が可能です。ただし、30分以上待つ際にのみ適用されるものです。乗り物の昇降については視障者はほとんど問題ないと思います。ただし、ランドのピーターパンに乗る際は、乗り物は完全に停止せず、動く歩道で乗り降りするので、気をつける必要があります。園内にいるキャラクターと写真を撮ると、私に抱きついてきたり握手を求めたりと積極的なサービスも怠りありませんこの夏のシーでは、強烈なリズムと大音響、そして踊りの中、観客に向かって容赦なくホースで水を強烈に振りかけるショーが始まりました。最初は霧のような降り方でしたが、次にはどしゃ降りに近い水を頭からかけられ、私は逃げ出しました。若いヒトには、この強烈なリズムと踊り、そして大量の水をかけられて、ずぶぬれになる高揚感がなんとも良い気分なのだそうです。ディズニーでの飲食は、売店のアイスクリームにしろレストランの食事にしろ、手の届く料金で、どれも美味しく食事をしに行くだけでも私は価値があるかなと思いました。園内は清掃されており、建物や町並みなどを見ながら散策するだけでも雰囲気を楽しむことができます。また、ディズニー近くのホテルなどに宿泊のさいは、ほてるでの休憩のため園外に出る際は、手の甲にハンコのチェックをすると、入場の出入りが自由なのも魅力の一つではないでしょうか。

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